おしどり夫婦の終活をえがいた
「終活夫婦」を読みました
不動産売却、お墓をたてる、遺言状作成
あなたはなにから始めますか
「終活夫婦」とは
新聞広告やテレビでみかけた「終活夫婦」という新刊本
俳優の中尾彬さん(1942年生まれ)と女優の池波志乃さん(1955年生まれ)が着々と進めていた、遺言状作成、いらないモノの処分、お墓を建てるといったことを、積極的「終活」として一冊の本にまとめられています
ご夫婦は結婚40周年を迎え、芸能界一のおしどり夫婦といわれているそうです
積極的「終活」のきっかけは、ご夫妻それぞれの病気など
遺言状作成をスタートに、お墓を建てる、不動産の売却をひとつずつ進めていく様子が描かれています
どこから始める?
中尾家の終活として本で挙がっているのは、
- 遺言状を作る
- 墓を建てる
- セカンドハウスの売却
- 家財の処分、などなど
その他にも、人間関係の断捨離、仕事の断捨離といった、単なるモノの処分には限らず、ひろく身の回りの整理を始めています
遺言書作成については、ご夫婦それぞれが持っているものをすべて書き出すことからスタート
それをもとに、立会人のもと公証役場で公正証書遺言を作成します
こうして財産リストを作成し「こんなにあって、どうするの?」と思ったことにより、その後セカンドハウスの売却へとすすみます
この流れでは、遺言書に書いた資産をその後ひとつずつ処分していくことになるため、遺言書書き替えという手間を考えると、財産整理→遺言書作成が効率的かもしれません
しかし、「またどこかに別荘でも買ったら遺言状を書き換えなければいならない。」と意識するようになったというのは、遺言を作成を経験した方ならではの感想です
何か始めるなら、一日でも早く
第七章「終活は楽しく」では、
- 心を豊かにしてくれるものと暮らす
- 二晩寝て、ほしかったら買う
- 趣味は「学ぶより、真似べ」
などの言葉が並んでいます
なかでも、「何か始めるなら、一日でも早く」が最もこころに響きますね
他にも、あなたの終活のヒントがみつかる何かがあるかもしれません!
***編集後記***
本で紹介されている志乃さん手書きのお品書きがすごい
こんなお品書きが添えられた手料理を毎晩食べられる彬さんは幸せです
・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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