耐用年数という言葉を聞いて

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災害に備えて、防災頭巾や防災ヘルメットを

教室に備える学校も少なくありません

ヘルメットには耐用年数があるのをご存知ですか

Niederrheiner / Pixabay

新入学準備用品のひとつ

地震や津波、火山の噴火など災害の多い国である日本。

落下物や飛来物から頭部を守るために、防災頭巾防災ヘルメットを用意しておくことは大切です。

住んでいる神奈川県内では、小学校などの入学の際に防災頭巾を準備するよう指導のある学校が多いです。

使用が義務化されているわけではないのですが、ほとんどの学校では、地震の時や避難訓練の際に防災頭巾などを着用して災害に備えています。

大型スーパーやデパートなどでの「新入学コーナー」にも様々な色やデザインの防災頭巾が普通においてあるので、当然のように思っていましたが、全国的ではないのでしょうか。

防災頭巾 OR 防災ヘルメット?

教育現場では、教室の椅子の背もたれや座布団にもなる、布製の防災頭巾が最も普及していますが、近年は、より安全性に優れている防災ヘルメットも人気です。

防災頭巾は、もともと戦時中の防空頭巾を真似して作られました。当時のような綿生地のなかに綿花をつめたものでは、落下物や衝撃物への耐久性は低いです。

最近は、綿生地でなく難燃生地や不燃繊維を使用した頭巾も少なくありませんが、落下するガラス破片の衝撃に耐え得るものではないでしょう。

その点、ヘルメットは落下物の衝撃から身を守れる安全性が魅力。

ヘルメットの安全性(防御力)に関しては、安全基準が定められ、厚生労働省労働安全衛生法に則って検定がなされています。検定に合格した製品には「労 検」というラベルが貼られているので、ヘルメット選びの基準としましょう。

そんな安全性の高いヘルメットですが、かさばるというデメリットが…

そこで、折畳式ヘルメットと防災頭巾が合体した「次世代型防災頭巾」折畳式ヘルメット内蔵防災頭巾も登場しています。

たたむとこの形状と大きさです。

広げると、内側はこの通り丈夫なヘルメットです。

このタタメットズキン(株式会社イエロー)は、国家検定合格品としてのヘルメットの強度を有しながらも、折り畳み可能なので、防災頭巾のように省スペースに備蓄できます。

ただし、低学年のお子さんには立体化と収納が難しく、ひとりで被れないようでは本末転倒ですから、固いレバーに慣れるよう練習が必要です。

ヘルメットの耐用年数

ヘルメットの短所としては、プラスチック製品であることから、経年劣化のため、耐用年数が定められていること。

数年前に購入した、我が家のタタメットズキンを広げた状態です。

まだまだ使えそうな外観ですが、タタメットを製造販売している株式会社イエローのホームページによると、ポリプロピレン樹脂製のタタメットBCPという製品の場合、防災用としての使用用途に限っても購入後6年が交換の目安、とのこと。

株式会社イエロー タタメットBCP

ヘルメットの場合、外観に異常がなくても、時間の経過とともに性能が低下、耐用年数以内の交換が必要です。

子どもの学校の説明会で、学校の先生の口から「耐用年数」という言葉を聞いたときは、耳を疑いました!(^^)! ~ 同じ業界の方ならわかるでしょう!

防災ヘルメットを学校に持参する場合には「耐用年数を確認してください」とのこと。

異常が認められなくても年数が経てば交換時期にきているようです。

防災グッズを見直す良い機会ともなりました。