「住民税試算システム」とは

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所得税と住民税とで異なる課税方法を選択する場合には

住民税の申告が必要になります

「住民税試算システム」を導入している自治体なら

活用してみるとよいでしょう

住民税の申告どうしよう

上場株式等の配当の申告を所得税と住民税で別々の選択ができることが明確化されて初めて迎える確定申告シーズンです

配当所得に関して、所得税では申告したほうが有利だけれども、住民税は申告不要のほうが有利という申告内容と遭遇しています

久々に住民税の申告書を作成しようと思い、該当する自治体(まずは鎌倉市)のホームページをのぞいてみました

平成30年度市民税・県民税の申告書のPDFをダウンロードすることができるようになっている他、平成30年度市民税・県民税申告書作成ツール(エクセル・自動計算機能付)というものもあり、「*申告書作成ツールは、金額等を入力するだけで、所得金額・控除金額等が自動計算されます」とのこと

市役所で紙の申告書をもらって、手書きする、という一番面倒な事態にはならなさそうなので、ひと安心

以前、家族の申告で住民税を申告する機会があり、手書き+郵送をした経験があります(提出先は鎌倉市ではありません)

その頃に比べて進歩しているのを感じました

ただし、エクセルに「金額等を入力するだけで」といっても、住民税の申告の経験がない方はどの数字をどこに入力すればよいのかわかりにくいのではないでしょうか?

住民税試算システムという外部サイト

鎌倉市に提出する住民税申告書(正確には「市民税・県民税の申告書」といいます)については、エクセルを利用して作成するとしても、もっと良い方法はないのかなと思って他の自治体をみていると…

住民税試算システム」という外部サイトを導入している自治体がいくつかあります

たとえば、鎌倉市のお隣り、藤沢市(そのお隣りの茅ヶ崎市も)

住民税試算システム_藤沢市

住民税試算システム」は、サンネット㈱が提供する、個人住民税の申告をサポートする自治体向けクラウドサービスで、源泉徴収票などから数字を入力することにより個人住民税(市県民税)を試算することができるシステムです

試算だけでなく、必要な場合には市民税・県民税申告書の作成も可能なので、「所得税の確定申告書とは別に住民税の申告もしたい!」という場合にも利用できます

ただし、パソコンで「住民税試算システム」を利用するといっても、e-Tax のように電子申告できるわけではなく、作成された申告書をプリンタで印刷し、市民税課などに持参又は郵送しなくてはなりません

ですが、自治体作成のエクセルを利用するより、このシステムのほうがよい点があります

それは、お手持ちの平成29年分の源泉徴収票などからの入力がとてもわかりやすいところです

手元にある源泉徴収票を基に、そのままのイメージで入力することが可能なところは、所得税の確定申告書作成コーナー以上です

なお、市区町村によっては、すでに同様の税額シミュレーションを独自に提供しているところもあります(たとえば横浜市など、やはり源泉徴収票のイメージで入力できます)

ほかにもある税額シミュレーション

個人の住民税をざっくり計算するだけならば、全国地方税務協議会の「個人住民税税額試算システム」もあります

個人住民税税額試算システム

平成29年分の源泉徴収票をもとに、平成30年度分の個人住民税を試算することが出来ます

ただ、こちらの「個人住民税額試算システム」は、試算が目的なので、住民税の申告書を作成することができないうえ、給与所得のみが対象なので利用者が限られますのでご留意ください

***編集後記***

ほかにも探してみると「住民税試算システム」と同様のシステムの外部サイトを利用している自治体があります

千葉県浦安市の税額試算シミュレーション(浦安市税額試算システム)の名前が「U-TAX」というのがカワイイですねぇ