米国税理士(EA)の資格登録しました

米国税理士(EA)の資格登録をしました

海外にお住まいの方や日本在住の外国人の方のサポートも行っています


I have officially registered as a U.S. Enrolled Agent (EA).

As a dual U.S. and Japanese tax professional,

I provide tax support for both Japanese residents living abroad and foreign nationals living in Japan.

きっかけ

日本語で「米国税理士」と訳される

Enrolled Agent というアメリカの資格を取得し、登録しました

 

Enrolled Agent は、略して「EA」と呼ばれていて

米国の内国歳入庁(IRS)という、日本でいう「国税庁」が認可する米国の税理士のことをいいます

 

きっかけは、2024年に海外がらみの申告や相談がいくつかあり、

英語を母語とする方からの税務代理などの仕事が重なったことです

 

日本の税金を説明するために、専門用語をしる必要があり、

せっかくなら、用語だけでなく体系的に課税を学びたいとおもったので、

英語で勉強・受験できる、EA試験の学習をはじめることにしました

 

資格登録までの流れ

EA試験は、USCPAや日本の税理士試験に比べると

難易度は低めといわれています

 

ただ、米国連邦税法の独特なルールや英語での問題に対応する必要があり、

日本でその対策講座を開設しているのは、おそらく、資格の学校TAC のみ

そこで、税理士試験でもお世話になった、TACのEA対策講座を受講しました

 

*テキストのボリュームは想定外…ただ、USCPA用のテキストが含まれているため使用しなかったものも多い

 

EAの試験(IRS Special Enrollment Examination/SEE)は、下記の3科目で構成されています

  • Part1:Individuals(連邦個人所得税法及び連邦贈与税法・相続税法)
  • Part2:Businesses(事業関連の連邦税法)
  • Part3:Representation, Practices and Procedures(税務代理業務及び諸手続き)

 

科目合格制で、3科目合格すると、EA登録を申請することができます

どの科目から受験してもよく、日本では御茶ノ水のプロメトリックテストセンターで受験できます

 

2025年秋から、Part1、2、3の順に受験し、2026年1月に登録申請を行い、

登録申請の2カ月後に、Enrolled Agent #(登録番号)が記載されたレターが

INTL PRIORITY AIRMAIL で到着しました

 

大変だったこと

EA試験の受験にあたり、個人的に大変だったことは、

  • 受験前に取得する必要があるPTINという番号の取得のための本人確認
  • 1科目3.5時間かかる長丁場の試験

でした

 

EA試験の受験予約には

PTINという「Prepare Tax Identification Number(申告書作成者番号)」という

米国で報酬を得て申告書を作成する者に要求される番号を取得する必要があります

 

アメリカのSSN(Social Security Number)を持たない日本人は、

米国大使館でパスポートの公証を行ったうえで、

PTINのオンライン登録申請を行います

 

自分の場合は、過去に Social Security Number を取得していたため、

パスポートの公証ではなく、ID.me という、

米国で普及しているオンライン本人確認を行うデジタルIDサービスを利用する必要があり

Social Security Card やパスポートのアップロードに加え、

  • Social Security Card 上の名前が旧姓のままであるため米国大使館で name change をしたことの証明
  • name change を証明する、戸籍謄本及びその英訳の提示
  • マイナンバーカード及びその英訳の提示

が次々と求められ、ID.me 認証のための

ビデオチャットによる本人確認に至るまでが長い道のりでした(時差によりビデオチャットは深夜)

 

EA講座の受講をはじめたものの、当初は資格取得までは必要性を感じていませんでしたが、

EA受験のための PTIN取得が思いがけず大変だったため、ID.meの認証を終えた瞬間、

このままEA試験受験+資格取得まで進もうという気持ちへと変わりました

 

また、EA試験は、1科目問題数100問(英語)、3.5時間の長丁場な試験

50代の自分には体力勝負でもありました(途中休憩15分あり)

 

 

コンピュータ試験という試験方式もはじめてで、

持ち込みは、パスポートラベルをはがしたペットボトルの水眼鏡のみ

(マスクをするなら、着けたままでという制約も)

 

ボディチェックも大変厳しく(履いていたズボンの裾の折り返し部分をひろげるところまで)

試験会場で貸与されるのは、使い慣れない電卓鉛筆2本メモ用紙

日本の税理士試験とは大違いでした(希望すれば、ティッシュ2枚とブランケットも貸与可)

 

試験の結果が、試験終了後にボタンひとつでわかり、

同時に、メールで結果通知が届いている、というように即日にわかるのも

日本の税理士試験とおおきく違うところで(日本の税理士試験の発表は数か月後)、

オンライン・ペーパーレス・登録申請もオンラインでその日にできるといった点は

異文化体験という感じで興味深かったです

 

なお、日本の税理士試験とこれまた違うのは、受験料

円安のため、1科目4.3万円($267)くらいかかるので、

各科目1回の受験で合格したいというモチベーションにもなりました

*日本の税理士試験の受験料は1科目4,000円です(2025年)

 


2026年の確定申告では、

  • 日本に国内源泉所得がある海外在住の方の確定申告や税務代理
  • 国外所得がある居住者の方の確定申告
  • 日本国内在住の外国人の方の確定申告

のサポートなどをさせていただき、US Tax の知識が早速役に立つ場面がありました

 

所得税のみならず、今後日本で納める必要がある税金を事前にご案内することで

法定期限までに納税できるようサポートしています

 

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