いい言葉をかけてもらうと、心が和み、成長につなげることもできます
ほめ上手な人が周りにいることは幸いです
すべての基本は「ほめること」にある
言葉は万能ではありませんが、とてつもないパワーがあります。
その中でも、「ほめること」には、とてつもなく大きな力があると、心理カウンセラーである著者が確信してまとめた本が『課長の「ほめ方」の教科書』
少し前に日経新聞でも取り上げられていました。
「ほめる」ことの大切さをテーマにした本は、すでにたくさん世に出ているにもかかわらず、あえてこのテーマを選んだという著者は、「ほめることができない人」が実に多くて、「これはまずい」と痛感したから、といいます。
周りをみても、確かにそうだな、と思います。
周りの様子に気を配り、ほめたりねぎらったりするのは、労力がいること。それでも、ほめ言葉を言い続けていると、「ほめ」は思いのほか気持ちがいいものだと気づかされると思います、とのこと。
「ほめ」は人のためならず、必ず、その言葉は巡り巡っていい結果として自分に返ってきます、と著者はいいます。
「ほめ方の技術」を紹介
叱るより、ほめた方がよいのはわかっているけれど、実際は、ほめるのって難しい、具体的にどうやってほめたらいいの?と思う方に。
この本は、カウンセラーによる「教科書」なので、過去形、現在形、未来形といった「時制」による「ほめ方」が紹介されています。
例えば、「すぐに結果が見える効果的なほめ方18」では、
努力を無駄にさせない「過去形ほめ」、
職場を活性化させる「現在形ほめ」、
自信とモチベーションを上げる「未来形ほめ」から始まり、
叱りをはさむ「サンドイッチほめ」、
信頼感が伝わる「相談ほめ」など18パターンが紹介されています。
《50音順》ほめ言葉辞典
「ほめ方18」を読んでも、すぐには実践できないかもしれません。
そんなときには、巻末の《50音順》ほめ言葉辞典を参考にしましょう。
さまざまな相手に使える「ほめワード」が100語紹介されています。
具体例が豊富で、今すぐ使うことができます!
印象に残ったのは、
「頭が下がる」→目上の人には「敬服します」と言う
「あのひとことが忘れられない」→どんなに時間が経っても構わない、最大級の「ほめ」
「いぶし銀」→一見地味だけれど渋い魅力を醸し出している人を称える言葉
「うるわしい」→「美しい」は好ましい美を指すのに対し、端正な美を表現する
「運も実力のうち」→謙遜する相手ももはや謙遜できない
「鑑」→まさにお手本のようだ、という意味合いで、感服したときに使う
「筋がいい」→このまま続けたら伸びそうなときなどに。そう言われると俄然頑張るのが人間
「楽しそう」→ほめられた人はますます楽しくなり、楽しさが循環する
「よく気がついた」→気がついたらすぐにほめるのがポイント
誰かにほめられたこと、ほめられたときの言葉を人は一生忘れません。
それくらい「ほめ言葉」は周りに想像以上の変化をもたらすだけでなく、「ほめ言葉」を発した本人自身も驚くほど変化すると著者はいいます。なぜなら、言葉は脳にダイレクトに響き、行動力につながるから。
「ほめ」スキルを磨いて、周りも自分もイキイキ過ごしたいです!
・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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