iDeCo に関する変更手続きなどを
オンラインで完結することができる
「e-iDeCoサービス」がスタートしました

iDeCo とは
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)は
自分が拠出した掛金を、自分で運用し、資産を形成する年金制度です
基本的に20歳以上65歳未満の公的年金の被保険者の方が加入でき、
原則として、60歳になるまで資産を引き出すことができないことから
老後の資産形成方法のひとつとして位置づけられています
iDeCo は、確定拠出年金法という法律に基づく私的年金の制度ですので、
その加入は任意です
iDeCo の加入を決めたら
自分で申し込み、掛金を拠出し、
自分で運用方法を選択して、掛金を運用します
加入後は60歳以降に、掛金とその運用益との合計額を
老齢給付金として受け取ることができます
iDeCo は、その掛金の全額が所得控除となり、
運用益も非課税で再投資され、
老齢給付金を年金として受け取る場合は「公的年金等控除」、
老齢給付金を一時金として受け取る場合は「退職所得控除」の対象になるなど
いくつかの税制上の優遇措置が講じられています
iDeCo 加入等の手続きについて
iDeCo へは、iDeCoを取り扱う金融機関を通して加入します
現在、約160もの金融機関が iDeCoを取り扱っていて
金融機関ごとに取り扱っている運用商品やサービス内容が異なるため
ご自身で加入する金融機関を比較検討して選択します
加入時を含め、掛金変更等の手続きは、金融機関を通して行うため
加入する金融機関が指示する手続き(主に郵送)に従う必要がありましたが、
このほど「e-iDeCo サービス」というオンライン手続きサービスがはじまり
iDeCo に関する一部の手続きが
オンラインで完結するようになりました
e-iDeCo サービスとは
「e-iDeCo サービス」は、マイナポータルを活用した
iDeCo契約者向けのオンライン手続きサービスです

「e-iDeCo サービス」では、
- 住所・氏名・電話番号の変更
- 掛金額の変更
- 被保険者種別変更
- 引落口座変更
- 資格喪失届の提出
- 小規模企業共済等掛金払込証明書の電子データ取得
に対応しています
なかでも「掛金額変更」は、
毎月定額の拠出金額の変更について
被保険者種別に応じた拠出限度額を画面上で確認しながら
登録できるのは便利ですね
2025年11月現在、「e-iDeCo サービス」に対応しているのは
SBI証券や大和証券、au などですが、
マネックス証券や楽天証券も2025年12月中に対応予定です
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・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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