〔くらしカメラAI〕搭載エアコンで冷房が苦手でなくなるか

エアコンを新しくしました

最近のエアコンは耳慣れない機能がたくさんついています

人を識別して在室時間による体感温度変化の予測までできるそうです

部屋にいる皆が心地よいエアコン望む

この暑さで、わたしたちの暮らしに不可欠となったエアコン

今夏の酷暑により家電店のエアコンコーナーは大賑わい、在庫はあっても取り付け工事が追いつかなくて、取り付けまで2週間待ち、3週間待ちも珍しくありません

急にエアコンが壊れてしまったご家庭でしたら、取り付けまでにそんなに時間がかかると困りますよね

我が家はこの夏、新規でエアコンの取り付けをしました

家電量販店の状況が厳しそうだったため、取り付け工事までセットになった量販店での購入はやめ、職人さんの取り付け工事の日程を先におさえ、その間に、新設エアコンの機種をじっくりと検討することにしました

エアコンに求めることは、

• 部屋にいるみんなが快適
• 電気代がエコだとうれしい
• 音がうるさくない（とくに室外機）

この３つをかなえられるエアコン、あるのでしょうか？

在室時間によって異なる体感温度を予測

実際に使っている方や、レビューなどを参考に、選んだのは、日立の白くまくんの〔くらしカメラAI〕掲載プレミアムモデルです

詳しいことはわからないのですが（家電コンシェルジュとかに任せたいくらいでした…）、エコについては、平成29年度省エネ大賞を受賞しているので、合格でしょう

音に関しては、各社のカタログや家電量販店の店頭での運転音についての表示と口コミぐらいしか情報がありませんでした（道を歩いていて、うるさい室外機があるとメーカー名をチラ見したり）

「部屋にいるみんなが快適」については、家族それぞれの体感温度が異なり、「暑い～」「寒い！」のやりとりに困っていたので、「お部屋のさまざまな状況をセンシング」するという〔くらしカメラAI〕に期待を寄せました

＊他社でも、ムーブアイだとかエコナビなど似たような機能はありますが、日立にしたのは、間取りサーチという機能があり、たとえば間仕切りを開けたときに、間取りの変化を感知してパワー・風向を自動で調節してくれる機能も良さそうだったからです

人の不在の検知は使い方によっては注意

日立白くまくんの［くらしカメラ AI］は、30万画素CMOSイメージセンサーを採用した画像カメラ、温度カメラや近赤外線LED技術を搭載

部屋にいる人を識別して、それぞれの在室時間を把握したり、人数や位置、活動量、温度分布や湿度分布、床材や窓、家具までを認識して、そこから得られるさまざまな情報を組み合わせて、高精度な空調制御を実現するそうです

たとえば、帰って来たばかりの人にはしっかり送風し、部屋にずっといる人には控えめに送風したりという気流コントロールができるというのです

理論はともかく、実際はどうかというと、〔AIこれっきり〕運転にすると、エアコン本体の画像カメラ、温度カメラなどが動き出し、在室時間、人の位置・足もと、家具の位置・形状、温度、距離、活動量、日差し、人数をサーチして、一人ひとりの体感温度に合わせた気流コントロールを施してくれているようです

確かに、じっとしていると風量は控えめ、ひとが動き出すとエアコンも稼働が活発になります

頭部・顔部・胸部のそれぞれの色など個人の持つ複数の特徴を見分け一人ひとりの識別までするそうですが、そこまでは素人には検証できません

カメラの見かけも本格的ですが、前後に2分割、左右に3分割の計6枚のフラップで吹き分けする姿も圧巻です

なお、〔AIこれっきり〕運転では、消し忘れに配慮して、人がいなくなると、控えめ運転（オートセーブ）や自動停止（オートオフ）になるという機能もありますが、乳幼児やお年寄り、病気の方など、自身でエアコンの操作ができない方が在室している場合は、オートオフの設定をしてはなりません（たとえば、そのまま眠ってしまうと、ということですかね、人センサはどこにいったのだろう）

就寝時には就寝用の設定（快眠モード）にするなど、お利口なAI気流と付き合うには多少の予備知識が必要です

＊＊＊編集後記＊＊＊

AIといえば、最近の子どもの書道の題目は、世相を反映していて面白いです