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マイエンディングノートの配布

自治体による終活支援がひろがっています

鎌倉市でも2018年8月1日より

「鎌倉市マイエンディングノート」の配布がはじまりました

自身のことや家族などへのメッセージを書き残せます

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地方自治体による終活支援

市民の「終活」を支援する自治体が全国的に増えてきています

自治体が行う終活支援で多いのは、いわゆるエンディングノートの配布ですが、神奈川県横須賀市のように「終活関連情報」を生前に登録して、万一の時、病院・消防・警察・福祉事務所や、本人が指定した方に開示し、本人の意思の実現を支援するというものもあります

 

地方自治体による終活支援
地方自治体による「終活」支援がひろがっています 生前に「終活関連情報」を地方自治体に登録 本人の意思の実現を支援する事業もスタートします 地方自治体による終活支援 わたしたちの暮らしに最も密着する行政である、地方自治体 超高齢化社会となり「...

 

鎌倉市でもエンディングノートの配布がスタート

鎌倉市でも、人生の最期に向けて、自身の気持ちや考えを整理し、残される家族や友人に思いを伝えることができるよう「鎌倉市エンディングノート」の配布がはじまりました

対象は、おおむね65歳以上の方

配布時期は、2018年8月1日~

配布場所は、鎌倉市役所内高齢者いきいき課や、地域包括支援センターほか、市内各地のシニア向けの福祉施設です

 

鎌倉市マイエンディングノートの内容

2018年8月1日より配布がはじまった「平成30年度鎌倉市マイエンディングノート」の内容は次の通りです

淡い色の穏やかな表紙から始まる、A4サイズの小冊子です

「もくじ」として、

  • 第1章 わたしのこと
  • 第2章 もしもの時は
  • 第3章 エンディング
  • 第4章 大切な人たち
  • 第5章 財産について
  • 第6章 鎌倉市の相談・窓口

エンディングノート部分は全部で18ページです(一面広告はページ数に含まない)

 

第1章 わたしのこと」では、「わたしの基本情報」「おもいで・あしあと」「今のわたし」「健康状態」で構成され、過去を振り返りながら、現在の状態を書き記していけます

 

 

第2章 もしもの時は」では、病気になったとき、介護が必要になったとき、判断能力が低下したときに、それぞれのシチュエーションでの本人の希望を書き残せるようになっています

 

第3章 エンディング」は、「葬儀のこと」「お墓のこと」「遺言書について」「もしもの時の連絡先リスト」「渡したいもの」で構成され、もしものときのお葬式やお墓についての希望や遺言書の有無について記入できるようになっています

 

第4章 大切な人たち」は、家族・親族について記す章です

書き込むことで家系図を作成できるようなスペースの他、ペットのことについても記せます

 

第5章 財産について」では、「不動産」「預貯金」「その他の資産」「借入金・ローン」「生命保険・損害/障害保険」「公的年金」「個人年金・企業年金」のそれぞれについて、その内容を書き込めるようになっています

記入するページは、第5章まで、第6章は市の相談窓口などの紹介です

 

エンディングノートを手に取ったら、まずは書きやすい、好きなページから気軽に書き始めてみましょう

記入がすすんでも、定期的に振り返ることが大切です

それから、ノートの保管場所などを家族や知人に知らせておくことも大切です

 

***編集後記***

8月スタート

まだまだ暑い日がつづきそう、ご自愛ください


・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・

このブログを書いた税理士 小柳志保のプロフィール

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