2年記帳なしで紙通帳の利用停止へ

紙の通帳からインターネット通帳への流れがとまりません

三菱ＵＦＪ銀行は、2年超、記帳されていない紙通帳の利用を

2024年9月より自動的に停止することにしました

紙通帳の利用停止条件

紙の通帳の発行や利用に手数料を課す銀行が増えています

三菱ＵＦＪ銀行は、一定期間以上、記帳されていない紙通帳の利用を

2024年9月から、自動的に停止することとを発表しました

停止の対象となるのは、個人、個人事業主の普通預金口座（含む総合口座）の紙通帳で、

つぎの２つの条件にあてはまるものです

• 2年超、通帳記帳がされていない
• キャッシュカードが発行されている

注意したいのは、2年超、口座の利用がない場合も、

紙通帳利用停止の対象になること

利用停止となってしまっても、銀行所定の手続きをすれば、

通帳の利用を再開することができます

紙通帳をなくしている場合を除いて、利用再開に手数料は必要ありません

70歳以上の個人は対象外です

今秋にスタートする三菱ＵＦＪ銀行の「紙通帳停止」では、

• 18歳未満
• 70歳以上の個人
• 非居住者

は、対象外となります

三菱ＵＦＪ銀行は、紙通帳に代わって

パソコンやスマートフォンで入出金明細を確認できる「Eco通帳」を推奨しています

未成年者と高齢者など以外は、通帳レスに移行してほしいという狙いが感じとれます

未利用口座管理手数料にも留意

三菱ＵＦＪ銀行は、口座開設時期によっては、

• 未利用口座管理手数料
• 紙通帳利用手数料

が発生しますので、あわせて留意しておきましょう

未利用口座管理手数料は、2021年7月以降に新たに開設された口座で、

最後の預入れまたは引出しから2年以上、一度も預入れや引出しがない場合

「未利用口座」として扱い、手数料徴収の対象となります（年間1,200円（消費税別））

未利用口座管理手数料は、通帳の有無には関係ありませんが、

紙通帳ありの方の場合、

2年超、口座の利用がない＝2024年9月以降は紙通帳利用停止の対象にもなります

また、2022年4月1日以降に新たに開設された口座については、

口座開設時点で18歳未満又は70歳以上の方をのぞいて

紙通帳利用口座への利用手数料（年間550円）が新設されています

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