e-Taxではなく、郵送で
申告書や申請書、添付書類などを所轄税務署へ提出する場合は、
送付先に注意しましょう
税務署へ申告書などを郵送する場合
所得税確定申告でのe-Tax 利用率は、
令和6年分で、約7割近くとなり
多くの方が自宅などから e-Tax で申告するようになっています
とはいえ、いろいろな理由で、確定申告書、申請書や届出書、添付書類などを
郵送で税務署へ提出するケースもあります
郵送の場合の宛先は、提出する税務署の住所でない場合があるので
注意が必要です
「内部事務のセンター化」による送付先の変更
税務署における内部事務の効率化などを図ることなどを目的に
2021年から一部の税務署を対象として
複数の税務署の内部事務を集約処理する「内部事務のセンター化」が実施されています
「内部事務のセンター化」は、所轄の税務署を変更するものではありませんが、
「内部事務のセンター化」の対象となる税務署へ
申告書や申請書などを提出する場合は、つぎのようになります
- e-Tax による提出 → 所轄税務署へ送信
- 書面による郵送提出 → 業務センターへ郵送
鎌倉税務署宛ての郵送先→「東京国税局業務センター平塚分室」
「内部事務のセンター化」は、すこしずつ進められています
たとえば、神奈川県には「東京国税局業務センター」の
- 横浜南分室(鶴見・横浜中・保土ヶ谷・横浜南)
- 川崎南分室(川崎南・川崎北)
- 平塚分室(平塚・藤沢)
の3拠点があり、それぞれ(カッコ)内の税務署の郵送先となっていました
2025(令和7)年7月10日からは、以下のようになり、
- 横浜南分室(鶴見・横浜中・保土ヶ谷・横浜南・戸塚)
- 川崎南分室(川崎南・川崎北・川崎西)
- 平塚分室(平塚・藤沢・鎌倉・小田原)
太字の税務署が、新たに内部事務のセンター化の対象となる税務署として加わります
https://www.nta.go.jp/about/organization/gyoumu_center/pdf/0025004-055.pdf
したがって、これまで鎌倉税務署へ申告書等を郵送する場合、
鎌倉税務署の住所を送付先としていましたが、
2025(令和7)年7月10日以降は、以下の宛先となります
〒254-8534
平塚市浅間町9番1号
東京国税局業務センター平塚分室(鎌倉税務署)
なお、所轄の税務署が「内部事務センター化」の対象となっても、
その税務署の窓口や時間外収受箱へ提出することも従来通り可能です
ただ、書面の申告書や申請書、添付書類などを
業務センターへ直接持ち込むということはできません
***Something NEW***
アネロン ニスキャップ
・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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