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ゆうちょダイレクト「トークン」利用時などの認証方法が変更

ゆうちょ銀行のインターネットバンキング

「ゆうちょダイレクト」では

送金時の「トークン」又は「メールワンタイムパスワード」を利用した

認証方法が2019年12月22日から変更されています

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「ゆうちょダイレクト」は個人でも法人でも

ゆうちょ銀行のインターネットバンキング「ゆうちょダイレクト」は、パソコンやスマートフォンなどで「ゆうちょ銀行」につながるサービスで、ゆうちょ銀行の窓口やATMが閉まっている土日や深夜でも取引できます

ゆうちょ銀行口座開設とは別に、ゆうちょダイレクトへの申込が必要ですが、パソコンやスマートフォンなどを通して、ゆうちょ銀行宛ての振替はもちろん、他金融機関宛ての振込や入出金明細の照会、ペイジー利用、定額貯金/定期貯金の預入などを行うことができます

ゆうちょダイレクトの申し込みには、特段、料金ははかかりません

ただし、他金融機関あての振込や国際送金の申し込みなどには、所定の料金がかかります

料金(ゆうちょダイレクト)-ゆうちょ銀行

けれども、法人の口座でネットバンク機能を利用しようとすると、口座開設手数料や月額利用料が発生する大手銀行がおおいなか、ゆうちょダイレクトでは、法人口座でもそうした料金がかからないので、法人口座としても、使い勝手のよい銀行といえるでしょう

 

送金時における認証方法が変更されました

さて、その「ゆうちょダイレクト」での送金時における認証方法が、2019年12月22日より変更になっています

ゆうちょダイレクトでの送金時における認証方法には、現在、以下の3通りがあります

  1. ゆうちょ認証アプリ(スマホ向け)
  2. トークン(カード型)
  3. メールワンタイムパスワード

1.の「ゆうちょ認証アプリ」は、「ゆうちょダイレクト」の、ログイン時および送金時の本人認証機能として利用する無料のスマートフォン向けアプリで、2019年夏にスタートしたものです

 

今回、認証方法に変更があったのは、2.の「トークン」利用の場合と、3.の「メールワンタイムパスワード」を利用の場合で、1.のアプリ利用の場合には変更はありません

 

とくに大きな変更があったのは、「トークン」利用の場合です

「トークン」というのは、一度しか使えないパスワード(ワンタイムパスワード)を生成するカード型の機器です

ゆうちょダイレクトにログイン後、申し込み・利用登録が可能で、振込・振替等の際に、トークンに表示されたワンタイムパスワードを入力します

トークンは通信を行わないため、悪意のある第三者がパスワードを盗みるといった不正取引を防ぐことができるといわれていますが、最近、トークンの申し込みや再発行には別途料金(1,650円)がかかるようになったこともり、「ゆうちょ認証アプリ」登場した代わりに、「トークン」利用を縮小させていきたい姿勢が感じ取れます

さて、本題の「ゆうちょダイレクトの送金時における認証方法の変更」について、以下の文章の一部や画像は、ゆうちょ銀行の「お知らせ」からの引用となります

ゆうちょダイレクトの送金時における認証方法の変更について-ゆうちょ銀行

 

2019年12月21日までは、「トークン」を利用したゆうちょ銀行あて振替・他金融機関あて振込の際、「トークン」に表示されるワンタイムパスワード(数字6桁)をゆうちょダイレクト画面に入力するだけでよかったのが、

2019年12月22日以降

最初に「トークン」の「3」のボタンを押し、さらに送金先の口座番号(最大8桁)を入力した上で、表示されるワンタイムパスワード(数字7桁)をゆうちょダイレクト画面に入力するようになります

カード型の「トークン」を利用している方にとっては、これは大きな変更です

これまでよりトークンの操作が多くなるため、この変更を事前に知っていないと、実際に振込や振替をする際に戸惑うことが多いのでは…

「送金先の」口座番号を入力、というのも、「送金元の」口座番号と間違える可能性もあり、今後、トークンを利用して振込や振替をする方は、気を付ける必要があります

なお、「メールワンタイムパスワード」を利用したゆうちょ銀行あて振替・他金融機関あて振込については、送信されるワンタイムパスワードが「6桁」から、2019年12月22日以降は「7桁」に変更という軽微なものです

 

ネットバンクの不正アクセスなどは細心の注意を

現在、その利便性から、いくつかのネットバンクを利用していますが、ネットバンクの不正アクセスなどのニュースを耳にすることがあり、不安におもうこともあります

ネットバンクからも、銀行を装って取引に必要な「契約者ID」や「パスワード」、確認番号表などを入力させるような発信などに対して注意を促すメールがよく届きます

 

今回のゆうちょダイレクトでの変更については、2019年12月10日付でメールが届いていましたが、内容をよく確認していませんでした

このため、つい最近、ゆうちょダイレクトで「トークン」を利用して、振替を行おうとした際に、この変更を知ることとなりました

いつもと違う操作が必要で、はじめは半信半疑‥というか、新たな罠なのかと警戒してしまいましたが、ゆうちょダイレクトホームページのお知らせなどを読み、認証方法の変更を認識した次第です

「トークン」利用の方は、とくにご注意ください

 

***編集後記***

掃除などでゴム手袋をつかう機会が多いこの時期

破けてしまうのはいつも右手ばかりで、無傷の左手の手袋のみが溜まっていきます

いつも買う製品も、右手だけ売っていればいいなぁ


・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・

このブログを書いた税理士 小柳志保のプロフィール

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神奈川県鎌倉市で相続を得意とする女性税理士(横浜家庭裁判所 成年後見人等推薦者名簿登載者)が、お客様の負担をできるだけ軽減するため相続税の申告から相続にまつわる各種お手続きなどをサポートしております

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