相次いで導入が検討されている「宿泊税」
神奈川県湯河原町で宿泊税条例が可決され、
県内初の宿泊税導入が決定しました
宿泊税とは
宿泊税は、課税対象地域にあるホテルや旅館などに泊まった際に
宿泊料金に応じて課税される税金です
自治体が条例で独自に課税できる「法定外目的税」です
インバウンドの急増をうけたオーバーツーリズム対策や
観光振興を目的に導入を検討する自治体が増えています
2025年6月現在、宿泊税を導入しているのは、以下の12の自治体です
都府県:東京都、大阪府、福岡県
市町:京都市、金沢市、倶知安町、福岡市、北九州市、長崎市、ニセコ町、常滑市、熱海市
今後、北海道赤井川村、札幌市、小樽市、釧路市、北見市、網走市、
宮城県、仙台市、高山市、下呂市、松江市、広島県でも
導入が予定されています
神奈川県湯河原町での宿泊税条例可決
関東甲信越で宿泊税を課税しているのは、
2002年から導入している「東京都」のみです
このほど、神奈川県の湯河原町が
町内にあるホテルや旅館の利用客を対象に
宿泊税を徴収するとした条例を町議会で成立させました
宿泊税の条例の成立は、神奈川県内では初めてで、
2026(令和8)年4月の導入を目指しています
気になる宿泊税の額は、ひとり1泊あたり5万円未満で300円、
5万円以上で500円とのことです
今後の流れなど
議会で宿泊税条例が可決されると
宿泊税の新設のため、総務大臣との協議を行い、同意を得ることになります
その後、宿泊税条例の施行期日が決定され、
宿泊税の課税がスタートします
湯河原町の隣に位置する「箱根町」でも
3年後の2028(令和10)年4月をめどに宿泊税の導入を目指す動きがあり、
神奈川県内でも宿泊税の課税開始がひろがりそうです
***Something NEW***
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