戸籍の郵送請求|定額小為替からクレジットカード決済へ
相続の手続きに必要な戸籍証明書等を郵送で請求する場合
手数料分の「定額小為替」を事前に購入して
必要書類とともに自治体へ郵送する必要がありますが、
クレジットカード決済を導入する自治体が増えています

戸籍証明書等の請求の仕方
「戸籍」とは、個人の氏名、生年月日、続柄、婚姻関係などを記録するものとして
原則として夫婦と未婚の子を単位として作られ、
出生から死亡までの重要な事項が記載されています
戸籍がある場所を「本籍地」といい、
戸籍の証明書は「本籍地」のある自治体で取得することができます
戸籍の証明書は「誰が戸籍を請求するか」によって請求方法が異なりますが、
「戸籍に記載されている本人、又はその配偶者、本人からみて直系(親・子・孫・祖父母)」
の方が請求する場合、以下のような請求方法があります
- マイナンバーカードを利用したコンビニ請求(マイナンバーカードをお持ちの方の本人の最新のものに限る)
- オンライン請求
- 本籍地のある自治体の窓口での請求
- 郵送請求
定額小為替からクレジットカード決済へ
戸籍の請求の方法のひとつである「郵送請求」では、
- 戸籍に関する証明書の請求書
- 請求者の有効期限内の本人確認書類のコピー
- 手数料分の定額小為替
- 110円切手を貼って請求人の住所地を宛先に書いた返信用封筒
を封筒に入れて、請求先の自治体の担当宛てに郵送します
このうち、手数料支払いに使われる「定額小為替(ていがくこがわせ)」は、
少額の現金を安全に送るための証書です
定額小為替の金額は、50円から1,000円まで12種類あり、
全国のゆうちょ銀行・郵便局窓口で、1枚につき200円の手数料を支払って購入したうえで
必要書類とともに自治体へ郵送することになりますが、
定額小為替購入の費用や手間の負担があります
また、海外在住の方の場合、定額小為替の購入自体が難しいこともありましたが、
クレジットカードを利用した「キャッシュレス決済」を導入する自治体が
登場しはじめ、利便性があがっています(2026年7月現在まだ多くはありません)
正確な料金を把握したうえでの支払いが可能に
戸籍郵送請求における手数料のキャッシュレス決済は、通常、
請求書類を郵送する前に、キャッシュレス決済の事前登録等を行います
最近利用した品川区の場合、「郵送請求のクレジットカード決済」というサイトにて
請求する戸籍証明書の種類や通数を選び、手数料をクレジットカード決済したあと、
メールにより伝えられる「申請番号」を
郵送する「戸籍謄本等請求書」に手書きしたうえで、本籍地の自治体へ送付します
戸籍はひとりあたり複数存在する場合があり、
その場合は戸籍証明書の手数料がそれぞれ必要となることから、
正確な料金を把握したうえで、その金額分の定額小為替を用意することが難しいときがあります
クレジットカード決済では、手数料が不足している場合でも
自治体からの連絡をうけて、追加で支払いをすることができますし、
自治体によっては、手数料確定後に請求者に金額を通知して
正確な料金を把握したうえで支払いをする手順をとることもできます
とくに、相続の際など、あらかじめ戸籍証明書等の発行通数がわからないため、
手数料の不足が発生し、定額小為替を追送することが必要なケースがありました
しかし、クレジットカード決済なら金額が不足していてもスムーズです
金額不足で証明書の発行ができなくても、自治体からの連絡後に
再度クレジットカード決済をして、
その「申請番号」を伝えるだけで手続きを再開できます
定額小為替のように郵送し直す手間がない分、とても便利だと感じましたので
全国の自治体に広がることを願っています
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