専門知識で相続税の負担を軽減|慣れないお手続きも女性税理士がサポートいたします

紙の通帳発行は有料の時代に

新規口座開設者(シニア等を除く)に対し

「紙の通帳利用手数料」を課す動きはとまらず

三菱UFJ銀行も、2022年4月1日以降に開設する普通預金口座に対して

「紙通帳利用手数料」を新設します

スポンサーリンク

紙の通帳は有料の時代に

長い間、銀行などで紙の通帳を発行してもらうのは無料でした

しかしながら、ネットバンクや銀行アプリ等の機能が向上したこともあり、2020年に、みずほ銀行が紙の通帳発行に手数料を課すことを決めたとは大きな話題となりました

みずほ銀行は、2021年1月18日以降に新規開設された口座については、通帳発行や通帳繰越ごとに1冊1,100円の手数料を課しています(通帳発行・繰越時70歳以上の方を除く)

みずほ銀行のときよりは話題になりませんでしたが、その後、三井住友銀行も、2021年4月1日以降に新規に口座開設した「紙通帳」発行の個人に対し、毎年2月8日に通帳利用手数料(1口座毎年550円)の引き落としを行うようになりました(口座名義人が18歳未満又は75歳以上の口座などを除く)

通帳有料化の動きは、地方銀行にも及んでいて、たとえば、横浜銀行も、口座を新規開設し、通帳を発行した70歳未満の個人には、1冊当たり1,100円の手数料を課すようになっています

 

三菱UFJ銀行も2022年4月より通帳有料化へ

みずほ銀行、三井住友銀行が通帳有料化に踏み切る中、紙の通帳発行時に手数料をとらないでいた三菱UFJ銀行も、2022年4月1日以降に開設された普通預金口座について、デジタルチャネルの利用促進に向けた取り組みとして、通帳取引の維持・管理に係る費用の一部に充当する手数料「紙通帳利用手数料」(年間550円)を新設します

他行と同様、有料化期日以前に開設済みの普通預金口座は有料化の対象外ですが、2022年4月1日以降に新規開設する普通預金口座で紙の通帳を利用する口座は、毎年2月18日に紙通帳利用手数料(年間550円)の引き落としを開始します

なお、三菱UFJ銀行の場合、三井住友銀行と同様に、70歳以上の個人だけでなく18歳未満の個人も手数料の対象外としています

 

新生活で新たに口座を開く場合は計画的に

卒業入学シーズンを前に、新生活で新たに銀行口座をひらく機会もふえます

来店せずパソコンやスマホで口座をひらくケースがおおくなっていますが、オンライン口座開設の場合、キャッシュカード到着まで1週間くらいかかることもあります

一方、窓口で口座を開設すると、紙の通帳を即日発行してもらえますので、今後は手数料のことなども頭に入れつつ、口座開設をすすめるとよいでしょう

 

***Something NEW***

Dynabook F6

 

 


・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・

このブログを書いた税理士 小柳志保のプロフィール

◆鎌倉で相続なら、鎌倉市の相続専門税理士事務所|女性税理士がお手伝いいたします

神奈川県鎌倉市で相続を得意とする女性税理士(横浜家庭裁判所 成年後見人等推薦者名簿登載者)が、お客様の負担をできるだけ軽減するため相続税の申告から相続にまつわる各種お手続きなどをサポートしております

◆オンライン(ZOOMなど)や電話でのご相談も承っております

事務所ホームページはこちら



OTHERS
スポンサーリンク
このブログをフォローする