最近の銀行での相続手続き|予約やデジタル対応の動き

ウィズコロナ、アフターコロナの時代では

銀行窓口での相続手続きにも変化がみられます

支店窓口での手続きが基本

銀行などの金融機関では窓口に足を運ばなくても、スマートフォンやパソコンで利用可能な手続きが増えています

2020年は、緊急事態宣言発令などの背景もあり、大手銀行での個人向け取引のネット利用が急激に浸透したといわれています

 

ところが、預貯金の相続手続きは、銀行支店窓口での手続きがいまだ基本です

銀行に足を運ばず、郵送で相続の手続きを完了させることができる場合もありますが、その場合は、銀行と相続人との間で、少なくとも2回郵送のやり取りが必要です

電話などで金融機関に相続発生の連絡をした後は、必要書類を準備して、近くの支店窓口に提出する、というようにネット上で完結には程遠いのが現状なのです

 

事前予約が必要かどうか

先日、三井住友銀行が全国の支店すべてで来店時の予約を受け付けると発表しました

もともと多くの店舗で予約制を導入していた同行ですが、感染拡大を防ぐ観点から待ち時間を減らすとともに、店舗のコスト削減につなげるためにも、予約制の対象をひろげた形です

対象となるのは、口座開設や相続、資産運用などの相談といった比較的時間のかかる手続きです

予約は、パソコンやスマートフォンの専用サイトで支店や日時、手続きの内容、氏名などを入力することで完了します(来店を希望する日の前営業日の夕方まで)

来店やセミナーのご予約|三井住友銀行

銀行での相続の手続きには、戸籍の確認などに時間がかかるので、こうした予約制度はうまく利用したいですね

*三井住友銀行ホームページのの来店予約画面から

 

一方、支店によっては、相続手続きに事前予約が必須な銀行もあります

たとえば、みずほ銀行

先日うかがった話では、相続手続きは完全予約制、支店によっては数週間後でないと予約がとれなかったということです

このケースでは、別の支店で予約をとり、手続きを完了されましたが、相続手続きで銀行に出向く際には、予約が必要かどうか、書類に不足はないかなどを事前に確認する必要があることを実感しました

 

支店によってはテレビ電話対応

これも銀行や支店によるのですが、相続手続きは、テレビ電話対応となっている窓口が増えました

同じ三菱UFJ銀行でも、支店により、窓口の一角で「相続オフィス」へテレビ電話をつなぎ、画面越しの専門スタッフが案内する場合もあれば、支店窓口のスタッフが対応する場合もありますので、機器の設置状況などにもよるのでしょう

 

別の銀行での相続手続きでは、窓口に座ると、モニター越しのスタッフと会話するだけでなく、指示された通り、カウンターの決められた箇所に持参した書類を置くと、書類がそのままスキャンされるような設備が整っていました

モニター越しの会話も、スキャン設備も、お年寄りや慣れていない方には不便かもしれません

その場合は、窓口での支店スタッフの対応を希望すればよいでしょう

 

なお、大手銀行の中でもゆうちょ銀行は、残高証明書の発行に限れば、相続人の印鑑登録証明書の提示も必要なく、その場で発行されることもあるなど、独自のルールがあります

どちらの銀行で手続きする場合でも、事前にホームページなどで情報を収集してから行うことをおススメします

 

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・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・

このブログを書いた税理士 小柳志保のプロフィール

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