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通帳に「合算」「合計記帳」と印字されたら

ネットバンキングの普及やATM台数の減少などにより

通帳の記帳をする機会が減って

通帳に「合計記帳」「合算」などと印字されることが増えています

合算された取引明細の内訳は紙で発行してもらうことが可能です

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通帳に「合算」「合計記帳」と印字されるのは

紙の通帳を長い間、記帳しないでいると

通帳に「合算」「未記帳分合算」「合計記帳」などと印字され

その期間の取引件数とその合計金額のみが記帳されることがあります

 

この間にどのような入出金があったのか

わからなくなってしまうわけですが、

合算された取引明細の内訳は、銀行ごとにそれぞれ定める期間内であれば

窓口などで無料で「通帳未記入金内訳書」などの発行を依頼することができます

 

合算される基準は銀行によって異なります

記帳していない通帳に「合算」や「合計記帳」などと印字されるタイミングは、

各銀行ごとのルールによって決まります

 

たとえば、ゆうちょ銀行の場合、

通帳に未記帳の取引明細が30行を超えたときに「合算」と印字されます

 

合算された取引明細の内訳は、

直近5つの合算分(合算日から1年以内の内訳に限ります)であれば

窓口にて通帳と本人確認書類を提示することで

通帳未記入金内訳書」の発行を依頼することができます

 

三菱UFJ銀行の場合、3月・9月の月末営業日時点で、

通帳に記帳していない明細が一定件数以上ある口座が

合計記帳」の対象となります

 

3月・9月の月末以降、

5月・11月の実施日(各第3土曜日)までに記帳すれば、

合計記帳されることはありませんので、定期的に記帳をするようにしておきましょう

 

紙の通帳で入出金明細の確認を続けるのであれば

インターネット通帳やアプリ上で入出金を確認するのであれば

入出金の内容が合算や合計記帳されることは通常はありません

 

通帳レス化がすすんでいるので、通帳をもたず、

好きな時にアプリ上で入出金を確認する方が今後大半となるでしょう

 

ただ、紙の通帳を今後も持ち続けたい場合は、

未記帳となって内訳がわからなくなるのを事前に防いでおくことも考えておきましょう

 

たとえば、ゆうちょ銀行であれば、

通帳に未記帳の取引明細が30行を超えた場合に

「お取引履歴(通帳未記帳分)」の郵送をあらかじめ希望しておくことができます

 

また、三菱UFJ銀行でも

紙の通帳を持っている方(Eco通帳でない方)であれば

通帳に「合計記帳」と印字されてしまっても

取引店に電話連絡することにより、受付日から約1週間ほどで銀行登録の住所へ

「合計記帳明細」を普通郵便(進展扱い)で送ってもらうことができます

 

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・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・

このブログを書いた税理士 小柳志保のプロフィール

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神奈川県鎌倉市で相続を得意とする女性税理士(横浜家庭裁判所 成年後見人等推薦者名簿登載者)が、お客様の負担をできるだけ軽減するため相続税の申告から相続にまつわる各種お手続きなどをサポートしております

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